メインシナリオ/サイド第5回オープニング

 

 『炎の慟哭 第1話』

 

●説明会

 増えている地震が火山性のものであることが知れ渡り始めていた。

 騎士団の警備隊は、隊長のバート・カスタルの提案により、対策に当たるための準団員、協力者の募集を行うことにした。

 この日の説明会は造船所近くのログハウスで行われ、騎士団員数人の他、港町住民から貴族まで、さまざまな立場の住民が訪れていた。

「この地方の火山は、これまで水の神殿の力で、活動を抑えてきたらしい」

 集会所への入場は、13歳以上から認められている。

 少年、少女の姿もあることから、バートは不安を煽らないよう慎重に説明をしていく。

「知っての通り、今、水の神殿の力は障壁維持のために使われていて、余力はない。だから、皆が避難するまでの間、別の方法で火山の活動を抑えていくつもりだ。そのために、皆のアイディアや力を貸してほしい」

 まずは火山に繋がる地下道を掘る必要があるということ、接近は大変危険ではあるが、誰かが行かねばならないことが告げられる。

「向かう者は何人かは決まっている。状況によっては俺も同行することになるから、その間、隊の指揮に当たる代理も決めておきたい。出来れば事務や雑務を担当してくれる秘書もほしいかな」

 なんだか、分不相応だけどとバートは微笑した。明るく、エネルギッシュな彼だが、その顔には疲労が色濃く表れている。

 隊員が不足している状態であるのに、舞い込む仕事や相談が増えており、隊長である彼に休む暇は無く、まともに眠れない日が増えていた。

「それから、概ね同じ方向から魔法鉱石が発見されたこともあり、魔法鉱石の探索も警備隊で行う予定だ。こちらにも協力してもらえたら助かる」

 火山の深部に行くメンバーは、15歳以上の何らかの能力に優れた者となるが、土木作業、魔法鉱石の採掘や、本部のサポート、及び団員の補佐については、子供を除き幅広い年代の意見、協力を求めていると続けた。

 更に火山深部への同行者ついては、警備隊員、及び協力を申し出た者から立候補、推薦を募り、投票と既に向かう事が決まっている者たちとの話し合いで決定をすると説明をした。

 

●魔力制御訓練

 領主の館の外れに、魔法が使用できない結界が施された建物が存在している。

 収容されていた犯罪者の脱獄事件を機に、一部結界が弱められたこの館の2階で、魔力制御、魔法訓練が行われることになった。

 館の実質の管理人であるレイザ・インダーが責任者となり、彼自身、及び魔法学校から派遣された講師が指導を担当することになっていた。

 ここでは館に収容されている囚人の他、魔法の才能があるが魔法学校に通えない一般人も指導を受けることが出来る。ただし、領主が学費を負担する代わり、この館の男女別の相部屋に住み込み、警備隊のサポート業務を行うことが義務となっている。

 また、既に館で働いている者も、才能がある者に限り受講が認められていた。

 囚人については、社会復帰の意思があり、警備隊員が身元引受人になる代わりに、懲役として警備隊のサポートを行う者のみと限定されている。

「見かけない顔だな。最近捕まったのか? 悪いことしそうな面じゃねぇが、魔力が高いのか」

 囚人が数人、隅の席に近づいて、囚人服と思われる地味な服装の女性に声をかけた。

 20歳くらいで、黒髪の穏やかで大人しそうな印象の女性だった。

「ええ、まあ……」

「そうか、ここ利用してもっと魔法上手く扱えるようになろうぜ」

「んで、俺らだけで集落作って暮らして行かないか? 特に女は大歓迎だ!」

「『自由と自治のためだ。当面は神妙な顔して真面目にやればいいんだ』ってのが、俺らの合言葉なんだ」

 囚人たちの言葉に、女性は弱い笑顔を見せて「考えておきます」とだけ言った。

 そして女性は静かに集まった人々を観察する。

 罪を償い、警備隊をサポートして社会復帰を望む者よりも、自治を諦めていない者達の方が多いようだった。

   領主の館のメイド:ミーザ・ルマンダ
   領主の館のメイド:ミーザ・ルマンダ

 その日の訓練を終えて、部屋に戻る途中――。

「お前さ、あの時のメイドだろ。よく参加する気になったな。俺達に復讐しようとでも?」

「えっ……」

 囚人たちが、一般参加者のメイドに絡んでいた。

「違います。私、貧乏でちゃんと魔法を学ぶ機会なかったから、教えてもらいたいと思って」

 メイドは教材を両腕で抱きしめながら、後ずさっていく。

 騎士が咎めるより早く、細い手が伸びて彼女の手が掴まれ……ようとしたその瞬間。

 バチッと、小さな痛みを感じて、双方は手を引いた。

 驚いたように互いの顔を見る。

「30秒以内に部屋に戻らなかった者は夕食を抜きとする」

 騎士の声が響き、囚人は急いで部屋へと戻っていった。

「……助けようと思ったのだけれど、必要なかったみたいね」

「ありがとうございます。ここに捕まっている人じゃ、ないですよね?」

「ここで働かせてもらっているの。私はアニサ。あなたは?」

「私は、メイドのミーザです。今度ゆっくり話をしましょう」

 ミーザは柔らかく微笑んだ。ただ、その瞳に僅かに鋭い光をにじませる。

「ええ、機会がありましたら」

 その鋭い光に気付かなかったのか、アニサは穏やかな笑みを返した。

 それではまた、と。

 2人は背を向けて、ミーザは館の外へと、アニサは自室へと戻っていった。

「……知っているのかしらね」

 自室。牢獄である部屋前にて、くすっと、アニサ――アーリー・オサードは、笑みを浮かべた。

 部屋に戻った彼女は、レイザ・インダーより依頼されていた文字の翻訳を始める。

「魔力……捧げる……媒介……?」

 神殿とつながっている洞窟の中に存在していた、石版に記されていた文字。

 それは、彼女の祖先が使っていた文字であり、翻訳は彼女の僅かな知識でしか行うことが出来ないようだった。

 

*  *  *

 

●神殿へ

 港町の小さな診療所に、密かにとある患者が入院している。

 病院から移されて何日、何週間が過ぎただろうか――。

「私、神殿に戻りたい。何をどうしたらいいのか、わからないけれど。曽祖父様が使ってらした書斎や、倉庫を調べたら何かわかることもあるかもしれない」

 見舞いに訪れた騎士団の警備隊隊長、バート・カスタルに、サーナ・シフレアンが訴える。

 大洪水発生時、魔術師たちが伯爵の指示のもと、水の障壁を張ろうとしたことに彼女は抵抗した。騎士団に拘束されたサーナは、長い間生存を隠され犯罪者として監禁されていた。

「アシル・メイユール伯爵も、水の神殿の本当の役割をきちんと知らされていなかったと思う。

 それでね、それなのに――何故、彼は洪水のとき、公国の王都ではなくここにいて、港町を護ったのか。

 ウォテュラ王国はどうして、自国でもない小さな国の辺境の地に、姫を派遣したのか。

 その理由を、知らなきゃいけないと思うの。私が、というわけではなく、知るべき人が」

 サーナには、大切な友人がいる。

 相手は自分のことを友とは思っていないかもしれないけれど。

 その友達は、人々に絶望をして、死を望んでいた。

「死を望むアーリーの気持ちを、私は尊重したいと思った。救いたい理由はないのに、自分は何も悪くなくて、むしろ被害者なのに、自分の大切な人を犠牲に、世界を救って彼女が死ななきゃいけない理由なんてないって……そう思った。

 ただ、息をひそめて港町の住人として生きていればよかったのに。アーリーが表に出てきたのは、多分私のせいもある。私が、彼女の存在を知っていたから」

 彼女に流れる血が、この地を護る、唯一、残された希望であることを――。

 そして自分もまた、特別な血を引く一族の生き残りなのだ。

「水の神殿の力は、ウォテュラ王国の王家の魔力が何かに関係しているらしくて、もしかしたら、姫様が旅立たれた後、今の神殿長たちだけでは、維持し続けることが出来ないかもしれない。それを知っていて、私が死んでも構わないと伯爵が判断しているのなら。

 この閉ざされた世界を、本気で維持しようなんて気はないんじゃないかな」

 溢れ出した水は、世界の全てを水の中に沈めてしまったはずだ。

 ここと同じような特別な力をもちいて、生きている人々がいたとしても、世界の大半が大海原であることに間違いはない。

 そんな目印が何もない海へと出て――この場所に戻ってくる、この場所を特定する方法なんてあるのだろうか。

「メイユール伯爵と話がしたい。騎士団の他の人には言わないで。また捕らえられてしまって……殺されてしまったら、ダメだと思うから」

「俺には護衛の騎士抜きで、伯爵だけと話をする機会もなければ、ここにお連れすることも出来ない。少なくとも団長には話すことになる」

 バートの返答に、サーナは眉を寄せて少し考え、しぶしぶというように頷いた。

「騎士団の信用を失墜させるような町の人々への公言はやめてほしいが、その話は俺達は知っておくべきだと思う。冷静な判断が出来そうな騎士や貴族にも同席してもらってもいいか? 君の騎士も、望むなら勿論」

 バートがサーナに淡く微笑みかけると、サーナは不安げな表情のまま、こくりと頷いた。

 

●館

 領主の館、アシル・メイユール伯爵私室――。

「失礼いたしました」

 頭を下げて部屋から出てきた男とすれ違いで、騎士団、団長のアイザック・マクガヴァンが部屋へと入っていく。

「珍しいわね」

 掃除に回っていたメイドが、部屋から出てきた人物、レイザ・インダーの後ろ姿を見ながら小声で言った。

「常に付き添っている団長まで退室させて、密談? なんだか怪しいわね。釣書でも受け取っていたのかしら」

 若いメイドが、共に掃除に回っている後輩のメイド――ミーザ・ルマンダに悪戯気に笑いかける。

「ううーん……。それでも仕方ないし。意地悪なんだから」

 ミーザは口をとがらせて、先輩を睨む。

 ミーザがレイザに憧れていることは、親しいメイドたちは皆知っていた。

「多分、私達はもちろん、団長にも知られたくない、プライベートな相談事よ……」

 ミーザは彼が消えた廊下の角を眺めていた。

 彼の手には、本が一冊握られていた。

 

 伯爵と相談後、レイザは外れの館に訪れていた。

 館の地下。魔力が封じられていない部屋に住む、老人のところに。

「助かるというのなら協力は惜しまないが、わし1人じゃ手が回らん。可愛い助手が必要じゃ!」

 不服そうに呟きながら、老人は薬の調合を行っていた。

「こっち方面の才能がある奴を見つけたら、紹介する。各種魔法薬、そして出来るだけ早く、魔法鉱石をあまり使わず、高い効果が望めて体の負担が少ない魔力増幅薬と……どれだけ負担が大きくてもいい、魔力を一時的に極限まで高める薬を、頼む」

「ふむ。まあ、人が増えても、練成の期間は変わらんがな。とにかく才能が有り、頭が良く、優しくて、美人で、わしの身の回りの世話もしてくれる甲斐甲斐しい助手を頼んだぞ!」

 老人は楽しそうに笑い、レイザは苦笑しながらその場を後にした。

 

 

サイドシナリオ第5回 参加案内

 

スケジュール

2017年7月23日 オープニング公開

2017年7月23日 チケット販売開始(参加申し込み開始)

2017年7月30日 チケット販売終了(参加締切)

2017年7月31日 アクション締切

 

リアクションの完成は8月20日前後を予定しております。

 

■選択肢

【火山】説明会に出席して、意見を出す

【火山】説明会に出席して、魔法鉱石採掘に協力

【火山】説明会に出席して、火山対策に協力

【火山】説明会に出席して、火山深部メンバーに立候補(掲示板書き込み必須)

【火山】外れの館にて、魔力制御を学ぶ、教える

【神殿】サーナと伯爵の話し合いに同席

【神殿】サーナ達を見舞う

【神殿】魔法薬開発に協力、提案

その他サイドのストーリーに関係のある行動

 

◆連絡事項

ナイト・ゲイルさん

魔力制御訓練に参加している囚人はナイトさんが身元引受人になることを予定している、魔力の高い者数名のみとなります(魔力が極めて高い者と、リーダーは参加していません)。

危険を伴わない仕事に彼等を従事させることができます。

また、住み込みの参加者に行っていただく仕事についても提案していただくことが可能です(ご提案は1アクションとしてカウントいたしません)。

尚、ナイトさんご自身につきましては、サイドへのご参加であれば神殿関係に動いていただいても構いません。ただ、グランドにこの立場、話題を持ち込むことはできないです。

 

ラトヴィッジ・オールウィンさん

まだ無理は出来ない状態です。

話し合いへの参加や提案は可能ですが、荒事の対処は難しいです。

 

ウィリアムさん

館の2階の一室にアーリーと共に収容されていますが、現在は2人とも拘束されておらず、2階のみウィリアムさんは自由に行き来できます。

2階には給湯室、魔法訓練に使われている広間と、大部屋(訓練生の寝室)が2部屋あります。その他にも部屋がありますが、現在は空室となっています。

ナイトさんに身元引受人になってもらい、彼の指揮下で館の外で活動することも可能です。その際もナイトさんが認めることのない行動を取ることはできません。

 

トゥーニャ・ルムナさん

解放されたとする場合、館に近づくことは出来なくなります。

囚人として警備隊の指揮下で行動をする場合は、魔力制御訓練に加わります。ナイトさんの指揮下で館の外で活動することも可能ですが、ナイトさんが認めることのない行動を取ることはできません。

 

◆NPC状況、動き

アーリー・オサード(アニサ)

情報提供、調査への全面協力を約束し、拘束を解かれました。

監視付きで部屋の外へ出ることも可能です。

彼女の部屋は中からも外からも施錠されており、同室のウィリアムさん以外入ることが出来ません。

魔法訓練に参加しており、レイザとは魔法を教え合っています。

アニサ=アーリーだと知っているのは、PCではウィリアムさんだけとなります。

面会は基本的には認められません(本人も拒否する)が、シャンティア・グティスマーレさんが希望される場合は、応じると思います。

 

レイザ・インダー

2カ月ほど、火山対策の準備に勤しみます。

外れの館で魔力制御の指導、及び自身もアーリーから一族の力の使い方を学んでいます。

同行者にしか話しませんが、火山に向かった後は帰還するつもりはありません。

 

バート・カスタル

多方面の相談、指揮を担当し、自覚はあまりないが疲弊ぎみ。

火口に向かうメンバーが不足していた場合は、団長に許可をとりレイザに同行します。

 

サーナ・シフレアン

神殿に戻り、親族が残したものを調べて、世界の希望を探したいと思っています。

 

◆補足説明

子供は12歳以下、成人は20歳です。

能力値が同じでも大人と子供では出来ることに違いがあります。

 

値が14以上で優れており、3以下の能力は非常に劣っているとなります。

 

魔力値が低い方は魔法抵抗力も低いということになります。

 

魔法薬は魔力の高さ関係なく効果を及ぼします(全くない方除く)。

 

魔法鉱石の原石はそのままでは魔法具、魔法薬の材料として用いることができません。

数か月かけた精錬、練成が必要になります。

 

その他、マニュアルや前作「アトラ・ハシス」にアクションを成功させるための、様々なヒントが隠されています。

 

■マスターより

担当させていただきます、川岸満里亜です。

新しくキャラクターを登録してくださった方、初めまして!

メインシナリオは「グランド」と、こちら「サイド」の2つに分かれています。

世界の謎に迫りたい方、じっくり深くゲームを楽しみたい方は、是非こちらのサイドにご参加ください。これまでのリアクションだけではなく、前作アトラ・ハシスをご覧いただいた方が、より楽しめます。

PCが重要な選択を迫られたり、PLの負担が大きくなるような展開に進む可能性が高いため、リアクションを熟読する時間が取れない方、交流をしたくない方、失敗したくない方、気楽に遊びたい方には、グランドの方をお勧めいたします!

 

後半のサイドシナリオは、参加者の人数にもよりますが【火山(+魔法鉱石)】関連と【神殿(+魔法薬開発)】関連の2分割となる予定です。

メインシナリオ/サイドでは、シナリオと関係のない行動はご遠慮ください。

アクションの内容によっては、サイドをお選びでもグランドの方で描かせていただきます。

料金がもったいないので、チケットはお間違いのないようご購入くださいませ。

 

『火山関連』

・火山、鉱石採掘

火の魔力が溜まっているいる場所に『証』を持つ者を連れて行き、魔力を鎮めて火山の噴火を止めるために動きます。

その準備、サポート、同行、実行。及び、魔法鉱石の発掘などはこちらで取り扱います。

こちらには、冷泉マスターが担当されているグランドのNPC(ルース、アシル、アイザック、アンセル、ジスレーヌ等)を登場させることはできません。

火口への突入は第7回に行われます。万が一火口突入でPCが死亡した場合は、第8回は新キャラではなく突入された方の過去話等で対応させていただきます。

 

火山対策の説明会及び協力は、オープニングにもあります通り13歳以上から可能です。

こちらに参加される方は自分がどういった協力が出来るのか、アクション欄にご記入ください。

体力のある方なら、土木作業。風魔法に優れた方なら、ガス対策などです。

尚、溶岩に影響を及ぼせる属性は地です。

 

火山の深部(火口)に向かいたい方は、立候補をお願いします(掲示板発言必須)。

命懸けとなる深部への同行者は、魔力、体力のいずれかが優れていて、いずれも劣っていない方が望ましいです。

その他にも、投票の結果、および精神的に未熟ではないこと、一緒に向かう者たちと連携がとれるかどうかなどが、重要な選考基準となります。

 

立候補する方(他の方からの推薦を受けての立候補としても可)は、こちらの専用の掲示板に、アクション締切日の2日前までに、深部に向かう際の行動方針をお書きください。

立候補用スレッド

サイドに参加する13歳以上の方は、ご自身の選択肢に関わらず投票をすることができます(匿名です)。

 

 カリノ・ナマエ ○(魔法が得意で、体力もあり信頼できそうだから)

 サンプル・ネーム ×(自己判断でつっぱしりそうだから)

 テスト・メイ ○(スキルのバランスが良いから)

 

のように、私信欄の初めに、理由付でご記入ください。自分に投票しても構いません。

PCの適任者がいなかった場合は、レイザ、アーリー、バートとNPC警備隊員が向かうと思われます。

 

火山の深部にたどり着いてからどのようなことが行われるかについては、警備隊の説明会では説明さず、決定した深部に向かうメンバーだけに説明されます(こちらの作戦会議はレイザが仕切ります)。

 

・外れの館の魔力(魔法)訓練所

貴族、魔法学校生以外で、魔力の値が劣っていない人は住み込みで訓練を受けることができます。

また、魔法堪能で、20歳以上、且つ素行に問題のない方は、立場関係なく教師として指導することができます。

上記に当てはまらない魔法学校生も、実習生として教師たちのサポートをすることが出来ます。

レイザは2カ月ほど指導を担当しますが、その後は他の教師に任せて火山方面に専念します。

 

『神殿関連』

メインシナリオ/グランドと密接に関わるシナリオとなります。

構成は川岸が担当しますが、執筆はマスター陣で協力して行う予定です。

神殿の秘密を探り、世界的なより良い結末を目指していきます。

※マテオ・テーペ内の問題、マテオ・テーペの住民達視点での良い結果を目指すご提案、ご行動はグランドでお願いいたします。

 

・伯爵との話し合いについて

サーナ、もしくはバートとかかわりの深い(サーナの脱走の手伝いをした、もしくはバートに何か提案をしたことがある)、公国貴族、公国騎士は同席可能です。

何かご提案がありましたら是非お願いいたします。

 

・魔法薬の開発について

レイザ・インダーが魔法薬開発に力を貸してくれる、魔法化学者(魔法知識=魔力が高い)、薬師(医者含む/知識が高い)を募集しています。

魔法薬とは通常の薬に魔法効果を持たせた薬です。魔力に作用して、身体に影響を及ぼします。

全く魔力の無い物質には魔法的効果はありません。

(魔力0のキャラクターにも魔法的な効果はありません)

職業、能力問わず、提案だけでもありましたらお願いいたします。その魔法薬が必要な理由、活用方法を手段欄にご記入ください。

 

◆注意事項

PC情報とPL情報の違いにご注意ください。

PLがオープニングやリアクション、交流で知っていても、PCが知れる立場、状況ではない場合、知っているとして行動するこはできないです。

PLがやりたい行動であっても、PCの立場や能力上出来ないこと、不自然なことをしても、失敗してしまいますのでご注意くださいませ。

PC間で情報の受け渡しをする場合は、必ず双方のアクション欄にその旨ご記入ください。

 

ダブルアクションにご注意ください。

 

出来れば掲示板で行動概要をご発言いただけましたら、多くの方がとても助かると思います。

リアクションの見落としで、出来ないことや、状況に合わない行動をしようとしていた場合、気づいた方が教えてくれるかもしれません。

 

それでは、皆様のアクション、楽しみにお待ちしております。